Hannover Life Re of Australasia社、 CHARON-HPAの使用により自信を持って事業を推進

導入の背景

再保険業界で世界第3位のハノーバー再保険(Hannover Re)社は、HP3000のシステムを使用して一部の業務を進めていましたが、HP3000の維持が困難になってきました。これらのシステムは古いため、部品の交換が非常に難しいうえに、頻繁に故障するようになりました。最新のSQLベースのシステムへの移行計画は、完了までに長い時間がかかっており、既存のシステムが非常に複雑で相互依存していることが次第に明らかになってきました。Hannover Re社は、アプリケーションを移行せずに、既存のハードウェアをメンテナンスが容易な新しいシステムにリプレースするのが理想的な解決策であると判断しました。

「HP3000エミュレータ」に関するインターネットでの評価を参考にして、Hannover Re社はストロマシスのCHARON-HPAエミュレータを選択しました。移行計画を延期した同社は、ストロマシスに連絡をとり、当時継続中であったベータテストプログラムへの参加を依頼しました。

テストには実データを使用することにしました。バックアップデータをCHARONシステムにコピーし、既存のHP3000とCHARONで並行してバッチ処理を実行しました。テスト後、両方の結果と実行時間を比較しました。テスト結果に明らかな違いは見られず、処理時間もほぼ同じか既存のシステムよりもやや優れていたため、CHARON-HPAへの移行が決まりました。

導入ソリューション

CHARON-HPAへの移行は、Hannover Re社の業務時間外に計画され、通常の月末の処理サイクルに従って実施されました。物理および仮想システムでのバックアップと復元が完了し、その結果を比較し、月末の処理を実施しました。どちらのシステムも成功し、レポートには特に違いは見られなかったため、仮想化システム導入への準備を開始しました。ユーザへの影響はごくわずかであり、変更があった場合に備えたロールバックの計画は不要であることがわかりました。

導入の効果

テスト期間中、Hannover Re社は、主なデータベースの実行がCHARON上では9倍速いことを確認しました。8mmのDATテープの代わりに仮想テープを使用すると、パフォーマンスが向上し、バックアップが容易になり、その結果、月末の処理を一晩で実行できました。高速処理のおかげで、同社は、エミュレートされたHP3000上で新しいプロジェクトを実行することができます。その他のメリットとして、CHARON-HPAは、より少ないユーザロックアウトでより迅速なレスポンスタイムを実現できます。

CHARONを導入したことで、Hannover Re社は、自信を持って事業を進めることができました。レガシーハードウェアに依存することがなくなったため、予期せぬダウンタイムやシステム障害のリスクを大幅に低減できたと同時に、新しいシステムはメモリ容量が多く、より多くのディスクを使用し、高速CPUであるため、相当なメリットを享受できました。新しいシステムの導入によって容量とパフォーマンスが向上したことは、Hannover Re社にとって「win-win」の戦略となりました。